読書の秋 | 東進ハイスクール川口校|埼玉県

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2017年 10月 14日 読書の秋

こんばんは。担任助手1年の中畔です。
ここ2日でめっきり寒くなってしまいました…。しっかり体調と生活習慣を整え、病を寄せつけない秋にしたいですね。

そして…そう、です!皆さんは秋といわれて、何を思い浮かべるでしょうか?食欲スポーツ…いろいろな秋がありますよね。
しかし、本が好きな私にとってはやはり読書。というわけで、今回は私がこの秋に読んでほしい本を紹介したいと思います。

『火星の人類学者』 オリバー・サックス/著
著者は神経医学の権威であり、アメリカの名門コロンビア大学医科大学院の教授として、長年人間の神経・精神についての研究を続けられていました(2015年に亡くなられています)。私がこの本を 読んだのは高校2年のころで、たまたまある書評に掲載されていたからでした。しかし、読んで深く心を動かされ、人間の存在意義、尊厳、創造性について考えさせられる本でした。
私がこの本を勧める理由としては、「人文学・科学など学問の垣根を越えて、人間として読むべき一冊だ」と考えるからです。
 
 
こうして大学受験に向かっていると、つい「自分は文系だから、○○はしない」「私は理系だから××なんて必要ない」、そう考えがちです。
でも私たちは、みな一人の人間です。そんなせせこましい学問の領域にかかわらず、人として学ぶべきこと(学ぶ価値のあること)はこの世にたくさんあると私は考えています。
 
 
この本は脳(医)科学神経医学精神医学、などを踏まえているため、一見 すると理系向きですし、事実たくさんの専門用語や症状名が出てきます(大脳皮質、視床下部、V4細胞、トゥレット症候群、チック症などなど…)。
でも、そういった言葉がわからなくても人間の脳や神経の働き、感情の作用の不可思議さを目の当たりにする。そして、確かに現実に起きた(幸福でもあり残酷でもある)「奇跡」に心が震えるような思いをする。そんな本です。
 

ぜひ読んでみてください。きっと、自分が人間だという事実に対する見方が変わる秋になります。
そして他にもたくさんの本を読んで、人生変わるようなになるといいな、と私は思います。