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2020年 12月 23日 入試本番エピソード~岩澤編~

皆さんこんにちは。担任助手一年の岩澤です。今回のテーマは入試本番エピソードです。といっても僕は指定校推薦で早稲田大学に合格し進学したので、一般受験を考えている人にはあまり有益な情報はお伝え出来ないと思いますが、これから面接を控えている人には役に立つ情報もあるかもしれないので興味のある方は読んでいってください。

指定校推薦は志望理由書+面接で合否が決まることがほとんどだと思います。合否が決まるとはいっても指定校推薦は99%受かる試験(一部の大学ではそうでないところもあります)だといわれているので、人間であれば受かるはずです。しかし臆病な僕は事前にしっかりと面接で聞かれるであろう内容を想定していました。こう聞かれたらこう返すと本番まで何回も練習していました。実際に用意したのは、その学科で何を学びたいのかやなぜその大学学部なのか、将来の夢や高校時代頑張ってきたことなどです。学校の進路相談室に今までの面談内容が記録されたものがあったので、それも活用しました。

さて当日、僕は準備万端です。何日も面接を想定して練習したのでもう怖いものはありません。いざ本番、僕は面接室に入りました。そこには教授たちがコの字型に座っていました。僕はコの字の真ん中に座りました。自分の周りに教授たちが囲んで座っているので緊張しましたが、何とか質問には答えていきました。そして最後の質問です。『最近沖縄で悲しい出来事がありましたが、何か思うことはありますか?』その時期は首里城が火事になってしまった時でした。僕はてっきり興味のある時事問題な何かありますか?を待っていたのですが、首里城ピンポイントで来るとは予想していませんでした。僕の頭の中は『へ?』でいっぱいです。想定外の質問に僕は『国の宝である首里城が燃えてしまったことはとても悲しいことだと思います。』としか答えることができませんでした。一言一句間違っていないです。そう答えて、僕は面談室を後にしました。苦笑いされたと思います。『悲しい出来事がありましたが…』と聞かれて『悲しいことだと思います』と答えたんですから。林先生に怒られてしまいます。

やらかした。恥ずかしい。もし落ちて人間じゃなくなってしまったらどうして生きていこうかと思いました。後日通知が来て、合格したので良かったです。その日を経験したおかげで、予想外のことはいくらでもあるのだということを身に染みて実感することができました。どんな些細な出来事からも学ぶことはあると思います。皆さんも受験勉強を通して、勉強勉強内容以外にもたくさんのことを経験し学んでほしいです。それが受験勉強をやる一番の意味だと最近感じています。

 

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