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2021年 3月 9日 受験勉強と定期テスト勉強の関係

 

 こんにちは!担任助手の石坂です。最近、徐々に暖かくなったせいか花粉症の症状が日に日に重症化している気がします。

 さて、今回はテーマが自由とのことだったので、「定期テストと受験勉強」について話していきたいと思います。

 東進のフロントで生徒と話していると時折、「定期テスト勉強はどうしていましたか?」「受験勉強って何をしたらいいのですか?」と聞いている生徒やテスト勉強が捗っているか聞くと、「明日までに暗記教科を一夜漬けします。」という生徒がいます。これらの質問から受験勉強と定期テスト勉強を別々のものとして考えている人が多いように感じます。しかしこれらは別々のものではなく一連のつながったものです。

 具体的に日本史を例にあげます。仮に今回のテスト範囲が江戸の幕末〜明治の終わりまでだとしましょう。AさんとBさんは日本史の定期テストでともに95点を取りました。しかしAさんはテスト二日前から授業プリントの内容を頭に叩き込み始めました。そしてBさんは日本史の授業が終わるたびにその日のうちに習ったことを復習し、テスト前までその反復を繰り返しました。この二人のうち、どちらが良い勉強をしているのかは明確だと思います。そしてほとんどの人たちはAさんにあてはまるのではないでしょうか。また、Bさんのように勉強したいがそんなことは時間がないからできない、という人がいるかもしれません。しかし時間はつくるものです。スマホでTwitterなどを見る時間をそこに向けて見るだけでも大きく違います。1日5分でもそれを毎日続ければ膨大な量になり、日本史などの暗記教科は受験直前になっても詰め込まなくてよい状態を作ることができます。つまり、定期テストのための勉強は受験勉強に含まれているのです。このことは皆さん、頭ではわかっていても実践することがとても大変だと思います。なぜなら自分の自由時間を潰してしまうからです。しかしやらなければならないことと、やりたいことはしっかりと区別しなければなりません。今高校2年生・1年生の人たちはこの春休みを無駄のないように過ごしてください。