受験直前の勉強の仕方~松山編~ | 東進ハイスクール 川口校 大学受験の予備校・塾|埼玉県

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2022年 12月 21日 受験直前の勉強の仕方~松山編~

こんにちは!担任助手の松山です。

世間では後10日で1年が終わるそうです。共通テストまで後何日かなんて考えたくありませんね。ところで、東進に通っている受験生の皆さんは、共通テストの勉強はどうですか?もう聞いている人が多いと思いますが、12/25から志望校別単元ジャンル演習(単ジャン)で共通テスト対策用の必勝必達セットが開放され、さらに
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といった、受験生の共通テスト対策をサポートする機能も追加される予定です!我々も全力でサポートします!

さて、今回は前回の引き続き受験、特に共通テスト直前の勉強方法について話すつもりでした。しかし、勉強方法は前の方々がたくさん書いてくれているので、今回は自分が失敗したという受験直前の勉強や習慣を書いていこうと思います。

①2次試験対策をおろそかにする

やっぱりこれですかね。私は一応国立志望者の端くれではあったので、共通テストのボーダーを超えるために当時は私なりに力を入れて勉強していましたが、もっと他にやり方があったように思います。というのも、共通テストの2次試験の難易度は差が大きく、そのころ2次対策に精神をすり減らされていた私にとって、考えれば解けてしまう共通テスト対策というのはオアシスそのものでした。そして、いつの間にか「受験勉強=共通テスト対策」と脳内変換されてしまい、結果として共通テストの点数は過去最高点を取ることが出来ましたが、同時に共通テスト後は3日ほど喪失感を抱えていました。

さらに、選択肢形式の問題に慣れすぎて、肝心の記述・論述の演習はからっきしになってしまいました。というかそもそも文字が書けなくなっていました。手が動かないのです。結局受験本番まで尾を引きました。

2次試験の合否に共通テストの結果が大きく関係するような大学を志望しない限り、共通テスト一辺倒の勉強は絶対に避けた方が良いでしょう。

②勢いで乗り切ろうとする

当時の私は、国語(特に現代文)が足を引っ張っていて、なんとかしなければならないと感じていました。学校から対策用の問題集をもらっていたので、全て解き直し、間違えた問題だけでなく、正解した問題の解説を読み、私自身の解答を導くまでに手順が本当に合っていたのかを確認し、修正していきました。これで本番現代文だけで8割超えていたので、方法自体は間違っていなかったと思いますが、問題はここからです。


今までの東進模試では、私は英語のリスニングと地理は比較的出来ていたのですが、あろうことか本番までほぼノータッチの状態で試験に臨んでしまったのです。慢心があったのだと思います。


さらに、私は理科基礎(科学基礎・生物基礎)も共通テストで受験していたのですが、これもまさかのノータッチです。しかもこの2つは別に出来が良かったわけでもないのに、です。単に他の科目に終われて勉強時間が確保できなかったからだと思います。ではなぜ他の科目に終われていたのか?それは今まで共通テスト対策をまともにやっていなかったからです。日ごろから科目のバランスを考えずに勉強すると、直前期にとても痛い思いをすることになります。

厳しいことをいうと、本番で共通テストの点数が高くなるのは当たり前です。第一志望に受かる人は高2の共通テスト同日試験よりも前から準備を進めていて、高3の夏の時点で十分に点数を取っています。直前で伸びるのはむしろ危険です!今このブログを読んでいる高校2年生の方々は覚えておいてください。

③思い上がりをする

共通テスト後、私の心の中には「共通テストの点数=自分の実力」だと考える自分がいました。自分と同じ大学の志望者たちの方が断然点数が高かったのに、自己ベストを更新したことで私は内心舞い上がっていました。ただ、共通テストは形式がわかっている上に2次試験ほど難しくなかったので、仮に共通テストの点数が良くても、自分の学力が2次試験でも通用するという保証はどこにもないのです。なので、共通テスト後は勉強へのモチベーションが下がっただけではなく、余裕もかましていたという最低の受験生活を過ごしていたというわけです。

これ以上書くと辛くなるので、振り返るのはここまでにします。ちなみにこれらは一受験生の経験談に過ぎないので、重く受け止める必要はありませんが、少しでも皆さんのためになれば幸いです。ちなみに解決策は他の方々のブログにヒントが散りばめられているので、是非読んでみてください。

今回かここまでです。次回もお楽しみに!