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2022年 5月 20日 学部学科紹介~経済学部経済学科②~

 

こんにちは!川口校担任助手2年の荒井勇(あらいゆう)です!

今回は学部学科紹介ということで私の通っている経済学部経済学科について紹介していきたいと思います!とは言っても先日のブログで同じ大学に通う後輩倉田担任助手が経済学部の概要について紹介してくれているのでまだご覧になってないという方はこちらを先にご覧になっていただけると幸いです。

 

ということでこのブログでは主に慶應経済の1,2年生で学ぶ内容について具体的に紹介していきます!

 

1,2年生でのA・B方式共通の必修科目が語学マクロ経済学ミクロ経済学統計学経済史となっています。A方式(数学先習型)であっても歴史的アプローチは学ばなければいけませんし、B方式(歴史先習型)でも数学的アプローチを学習する必要があります。また、必修ではありませんが、マルクス経済学や簿記などの科目を履修することもできます。各科目で具体的に何を学ぶかは機会があれば是非また紹介できればと思っています!興味のある方は自分で調べてみたり、校舎にいる私に聞いていただければと思います!

 

次にA方式で学べる(学ぶ人が多い)科目について紹介していきます。必修・選択必修科目では線形代数微分積分解析学確率論経済数学など、本当に数学系の科目が多いです。これらの科目は経済理論を勉強するための基礎となるため非常に重要なのですが、その分理解するのがとても大変です。実際自分は今解析学と確率論に絶賛苦戦中なので教えてくれる救世主の方お待ちしています!余談ですが、A方式には理系出身者の人が非常に多い印象があります。実は自分もA方式で理系出身ですし、数学ができる人は経済学を学ぶにあたってかなりのアドバンテージを得ることができるので、進路に悩んでいる理系諸君、是非経済学部の道も検討してみてはいかがでしょうか?

 

B方式についてはA方式とは打って変わって歴史系の科目が多いです。例を挙げるとすると、歴史的経済分析の視点経済思想の歴史経済政策論国際貿易論などがあります(A方式の人もとることはできます)。ただ、全く数学を使わないかというと、決してそのようなことはありません。数学概論という数学の科目は基本的に全員が履修する必要がありますし、そもそもマクロ経済学やミクロ経済学を学ぶ時点で、微分や線形代数の考え方を使います。要するに経済学と数学は切っても切れない縁があるわけですね!数弱の人は少し大変かもしれません。。。

 

最後に大学で勉強するようになって感じたことがあるので皆さんにお伝えしたいと思います。それは、色々な学問を勉強していく中でそれらの学問のつながりを高校生の時よりも強く感じるようになったということです。高校の科目の中で最も顕著な例は「数学と物理」だと思いますが、大学の学問ではもっと多くの科目が複雑に絡み合っていてその構造を理解しないとその学問の本質までたどり着くことができません。実際、私はいくつかの数学の科目を履修していますが、それらの科目が具体的にどのように経済学に生かせるのかについて正直まだ見えていない部分が多いです。もちろん今後理解できるように勉強していくしかないのですが、これを読んでいる高校生の皆さんもこの一段上の学問のステージがあるということを是非知っておいてください!

 

以上経済学部経済学科紹介PART2でした!ちなみに川口校には同じ慶應義塾大学経済学部に通う大大大先輩の小林担任助手(4年)もいらっしゃいます!小林さんからは3,4年生が取り組むゼミについて紹介して頂く予定です!乞うご期待!

明日のブログは松村担任助手です。彼女も他大ですが同じ経済学部経済学科に通っているのでまた違う特徴をお話してくれることでしょう!お楽しみに!!

 

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