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2021年 11月 21日 La Vittoria

皆さんお久しぶりです。徐です。

本日は僭越ながら、日々頑張っているであろう受験生に向けてメッセージを送りたいと思います。

本日は有名大・難関大模試当日ですね。あるいは他塾の共通テスト型模試を受ける方もいるでしょう。共通テスト・国公立2次試験・私大個別試験の足音が日に日に大きくなって聞こえてきていることでしょう。

さて、模試を受けた後皆さんが一番気になるのはなんでしょうか?やはり志望校判定ですよね。我々担任助手からは「一喜一憂しない」、「復習をして切り替えよう!」とは言いますがよくない判定をとってしまうとどうしても落ち込んでしまうと思います。

今回はこの「志望校判定」についてお話しができればと思います。

志望校判定は過去の受験生の学力状況と最終的な大学合格状況のデータの積み重ねによって決まります。相対評価ではなく、絶対評価ということですね。東進の場合は偏差値による絶対評価ですが、その偏差値は模試の受験者によってある程度影響を受けるので多少は相対評価も混ざっているかもしれませんが。

そして、各判定(A~E)と合格可能性が対応しているということもご存知ですよね。であるからして、例えばE判定をとってしまった場合にダメかもしれないと落ち込んでしまうのでしょう。

このE判定、合格可能性でいえば20%です(多分どこの予備校でも一緒だと思います)。ここからは確率論に移りたいと思います。

E判定の大学、1つ受験すれば合格率はもちろん20%で、不合格率はもちろん80%ですよね。2つ受験したらどうなるか。2つとも合格するのは20%の20%で4%。逆に2つとも不合格になるのは80%の80%で64%。1つ以上合格する可能性は36%です。

ちょっと飛ばして5つ受験したらどうなるか。5つとも合格する可能性は0.032%(ほぼほぼありえなさそう)で、逆に5つとも不合格になる可能性は32.768%。1つ以上合格する可能性は約67%ということになります。

最後に、10校受験したらどうなるか。10校全て不合格になる可能性は約10.7%です。1校以上合格できる可能性は90%近くあるというわけです。なんだか受かりそうな気、してきません??

長々と話しすぎたかもしれませんね。皆さんにお伝えしたかったのはまだまだあきらめるな、ということです。志望校を下げるのは簡単ですがあげるのは大変です。受験生活あるいは今後の大学生活で後悔はしてほしくありません。今回は20%で計算をしましたが、その確率が上がれば上がるだけ合格可能性も高まります。「逃した魚は大きかった」となる前に(引用にはなりますが)BUENA VISTAを見に行きましょう。

La Vittoria! 勝利あれ!