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2022年 6月 26日 共通テスト演習の活用法!〜数学ⅡB〜

みなさんこんにちは。担任助手の徐です。
そろそろ6月も終わり、待ち構えるは1学期期末試験。我々大学生もそろそろ前期の講義が終わり期末試験の準備に取り掛かる時期になってまいりました。お互いに頑張りましょうね。
さてさて今回は共通テスト演習数学ⅡBのお話をさせていただければと思います。駄文長文になるかもしれませんがお付き合いくださいませ。
まずは改めて、各大問の構成を確認してみましょう。第1問は小問集合といった感じで、「図形と方程式」「指数関数・対数関数」「三角関数」などの分野から出題されています。第2問からは1つの分野の大問、「微分法と積分法」、第3問は「確率分布と統計的な推測」、第4問は「数列」、第5問は「ベクトル」からの出題となります。大問1・2が数学Ⅱからの出題、大問3~5が数学Bからの出題で3問中2問を選択する形でしたね。
共通テストにおける数学ⅡBの印象は「とにかくダルい」。これに尽きます(あくまで徐の所感です、全員がそう感じているとは限りません)。試験時間60分の中でひたすらに計算させられた記憶があります。数学ⅠAではある程度頭の柔軟性・ひらめきを使う場面がなくはないのですが、数学ⅡBは計算です。しかも、当然といえば当然なのですが各大問で使う計算能力も違ってきます。限られた時間の中でいかに持っている能力を運用できるか、それが問われているのだろうと感じています。
であれば、数学ⅡBの得点を高めるために必要なことは計算力ということになりますが、その結論を出すのはいささか早計でしょう。個人的には「誘導に乗る」能力がまずは必要だと考えています。2022年度の本試験をご覧になった方はお分かりだと思いますが、第4問「数列」のリード文がもはや現代文の文量でした。その中で問題の設定をいかに把握し、求める数値を計算できるかが重要だろうと思っています。あるいは、共通テストに移行して顕著になった会話形式の問題でも「その計算をやってくださいね」というメッセージが込められているわけですから、その誘導に乗って計算をしましょう、ということになります。
誘導に乗るためにはその方法が使えないことには始まりませんし、あるいは丸々解けずに失点を積み重ねてしまうことになるでしょう。そのため、まずはたくさんの解法に触れて自分の引き出しを増やしていきましょう。その上で処理速度を上げていくために計算力を鍛える、という流れの方が良いのかなと思っています。
では、たくさんの解法に触れるためにはどうすればいいのか。それはもちろんたくさんの問題を解くことです。あるいは、記述式の問題であれば解答解説に載っている別解などをチェックすることも良い方法だと思います。一つの問題に対してさまざまなアプローチをすることも、さまざまな問題に対して一つのアプローチをすることもどちらも数学力の強化につながります。前者は引き出しを増やす、後者は引き出しの中身を充実させることに繋がりますね。
ここからは、そのようにして培ってきたものをいかに素早く運用するか、計算力・処理能力を高めるための方法についてお話ししましょう。唯一にして絶対の方法は、たくさん演習することです。数学の計算力もいわゆる暗記科目と同様にインプットとアウトプットの相互作用で完成されていきます。ここまでの流れでインプットができたとすればアウトプットももちろん必要なわけです。実際に使っていって高めていってくださいね。
なかなか駄文長文になってきましたが、まだまだいきますよ〜(とはいってもあとちょっとです)!ここまでを要約すると、「たくさん問題解こう!」になるわけですが、頭ごなしにやればいいというわけでもありません。目的意識をもって臨んでください。解答できる問題を増やそうという流れになるのか、解答時間(処理能力)にフォーカスするのか、はたまた計算ミスを減らそうという流れになるのかは皆さん次第になりますが、そのような意識を持つのと持たないとのでは学習効果に大きな差ができます。この演習を通してどのようなものを獲得したいのかを考えながら臨んでくださいね。
以上、長々と語ってしまいましたが、いかがだったでしょうか?これらが当たり前だと感じてくださったのなら、あなたとは波長が合いそうですね。初耳情報だったのなら、これから実践していけば良いのです。1月に笑って共通テストに臨めますように。期待しています。
それではまたいつか。
2022年 6月 25日 共通テスト演習の活用法!~理科基礎②~

こんにちは!担任助手2年の松山です!
ついこの間までの雨雲はどこへやら、もうすっかり夏ですね。うだるような暑さなのに虫の音一つ聞こえない、そんな不気味ともいえるこの時期は夜も寝苦しい日々が続いていますね。受験生時代、私は寝付けないときは頭の中にアルファベットを一つ思い浮かべます。そして、そのアルファベットが頭文字となる単語を出来る限り頭の中に思い浮かべます(例えば、”t”ならtomato, tree, toshin…)。そうすると自然と意識が薄れ、気づいたときにはもう朝です♪ どうですか?寝不足解消になり、英単語の復習にもなって一石二鳥でしょう。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は共通テスト演習の活用法として理科基礎②、つまり生物基礎(と地学基礎)について紹介します!化学基礎と物理基礎については松田大先生のブログを参照してください!(地学基礎が括弧書きなのは私自身受験で使用していないため、実体験が話せないからです。私が去年友人から取材して執筆したこちらを参考にしていただければ幸いです。)
自分の知る限り、国公立文系のほとんどが生物基礎を選択していたように思えます。理由としては
・暗記教科であること
・入試でメジャーな科目であること
が大きな理由となると思います。(相方で選ばれる地学基礎はそもそも学校に先生がいない可能性がままある)そもそも文系は数学や化学、物理といった計算が絡む科目から逃れてきた人が大半なので(超絶ド偏見)、計算が少ない暗記科目に流れていくのはもはや自然の摂理です。また、入試でメジャーであることは、それだけ対策を立てやすいということなので、選び得だと思います!(個人の感想です)
それでは、まずは生物基礎の共通テストの問題を大問別に紐解いていきます!煩雑になってしまいますが、ご容赦下さい。
(注)ここから先は、皆さんが生物基礎を知っている前提で話していきます!
大問1, 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき
この大問では主に生物の細胞とその働き、遺伝子について出題されます。横文字がとても多く(ミトコンドリア、デオキシリボ核酸、セントラルドグマなどなど)覚えづらいです。私はこの分野が一番苦手ででした。個人的に細胞周期の問題は入試直前になっても苦手意識がぬぐえなかった強敵です。顕微鏡の扱い方についても出る可能性があるので、押さえておきましょう。
大問2, 生物の体内環境の維持
ホルモンの名前と働きはしっかり暗記しましょう。自分で表を作ってまとめるのがおすすめです。体内の免疫については某細胞系アニメの視聴も時短になるのでありです。(自分はやっていません)
計算問題としても出題される糖尿病や尿の生成についても対策しておきましょう。
大問3, 生物の多様性と生態系
個人的には一番勉強しやすかったです。一番暗記要素が強いと思います。バイオームの種類の名前と窒素の循環は用語も多いのでしっかり押さえておきましょう。生産者と消費者の生産量、成長量の関係は計算?問題として出ることがたまにあるので覚えておきましょう。
勉強するタイミングとしては、まずは夏休みです!一通り固めきりましょう。私がやっていたのは、穴埋め式の問題集を用意し、わからなかった部分は空欄にして後で青ペンで書き込む、というものです。(実際、青色は記憶に残りやすい色だということが複数の研究で明らかにされています)
ただ、勉強するのは基本的に英語や数学といった主要科目の勉強に飽きた時です。最大勉強時間は2時間/日を意識すると良いでしょう。9月以降は、週1間隔で教科書を読んで、共通テストの過去問や問題集の解き直しに取り組んでいきます。まあ基本的に直前の追い込みがきく科目ではあるので、模試がある度にホルモンやバイオームを詰め込む、という感じでも十分通用すると思います。
生物基礎は配点が50点しかなく、取らなくても大きなダメージにはならないと思う人は少なくないと思います。ただ、受験は最後まで何が起こるかわからない戦い、特に国公立受験者は足切りのことを考えると、他教科で事故を起こす可能性を考えて保険として勉強しておいた方が良いと思います!
また、これは私の持論ですが、共通テストで使用する科目全てを勉強できている人は2次試験においても使用するすべての科目で明確な目標点を決め、頑張ることが出来る人だと思います。もしかしたら人生でただ1回となるかもしれない大学受験ですから、力の限り努力しないと損ですよ!
ここまで長々と話しましたが、私はここで筆を擱かせていただきます。
次回は数学ⅡBです!お楽しみに!!!
2022年 6月 24日 共通テスト演習の活用法!~政治・経済編~

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みなさんこんにちは!担任助手2年の福永つばめです!
梅雨明けはまだですが暑くなってきましたね(汗)
私は今年から日傘を使い始めました!
なんとなく綺麗なお姉さんが使っているイメージでしたが、あれすごいですね、全然体感温度が変わります!!!オススメです♪
さて、本日は共通テスト演習の活用法!
政治・経済編
ということでお話しさせていただきます!
政治・経済は歴史科目に比べて教科書が薄いですが、決して侮れません!!
実際に共通テストや、共通テスト模試を受けた生徒と話をしていて
「表やグラフの読み取りに時間がかかった、」
「現代文みたいな文章量で驚いた、、!」
という声が多数!
では、そのような問題にどのように立ち向かっていくのか、、
ずばり!演習を重ねることです!!これにつきます!
演習、過去問を解くのはインプットが終わってから!と思っている人!
演習するからこそ、問題の傾向、グラフや表の活用のされ方がわかります!
センター試験から共通テストに変わり、組み合わせ問題が増え、複数の知識をうまく組み合わせる思考、論理的思考が必要となりました。
これは、ただ教科書や参考書のグラフ、表を覚えるだけでなく、トレーニングが必要になります!
それに、正解できた問題は嬉しくて定着しますし、迷って間違えた問題も悔しくて覚えますよね!
もしまだ解いたことがない人がいれば、ぜひ今日、明日解いてみてください!
なにごともすぐに!取り掛かることが大切です!
勉強法については昨年書かせていただきましたこちらもぜひ参考にしてみてください!
それでは今回はこの辺で終わりにしたいと思います!最後までお付き合いいただきありがとうございました!
次回もお楽しみに!
2022年 6月 23日 共通テスト演習の活用法!~理科基礎①~

こんにちは!担任助手2年の松田です。
さあ今月はずっと過去問の活用法ということで高3の皆さん向けにブログを書いているわけですが、一般生の方はどれくらい読んでくれているんでしょうか。今日は6月23日。あと一週間で6月も終わるわけですね。ということは「高3部活生特別招待講習」の申し込みもあと一週間で締めきっちゃうわけですね。そろそろ受験勉強を本格化させないとヤバいぞ、という高3はまず行動を起こしてみるのが大事ですよ。変化を起こすにはエネルギーが必要ですが、その分見返りもあります。大事なのは克己心です。
さてエネルギーの話が出たところで、今回は物理基礎と化学基礎の勉強法についてどちらも本番で満点を叩き出した自分から僭越ながらご提案させていただきます。
理科基礎を取るのは基本文系ですが、一般的に数学嫌いが多い文系の人で計算の多い物理基礎と化学基礎のセットを受験するというのはかなりのマイノリティーだと思います。自分もこの二つを選んだときかなり周りから驚かれました。しかし、計算が多いということは、暗記量が少ないわけです。つまり時間をかけずとも計算方法をマスターさえすれば高得点が望めるという点で、かなりおすすめのセットです。
特に物理基礎はこの性格が色濃く出ます。運動方程式や仕事量の計算を、数学と同じ要領で演習することで、すぐに結果が出るはずです。ここで重要なのは、理解しているかどうか。基本的に同じ問題は出ません。所見の問題に立ち向かうには、応用力が必要で、その応用力は基礎的概念の理解に紐づけられます。だからこそ、一回一回の演習では、なんとなくで解かずに、ちゃんとその論理を説明できるように解くことを意識、そのうえで間違えたときにはその論理を自分の中に落とし込めるようにしっかり解説を読むこと、解説動画を見ることが大事です。自分はなんとなくで理解するのを恐れたので、物理基礎は特に解説授業を活用しました。
次に化学基礎ですが、計算要素は物理基礎に比べて薄いです。酸化還元反応やモルの計算は先ほどと同様に「理解」を大事にしました。同じ問題が出ずとも解き方の根本は教科書の内容にとどまるので、あとはどれだけ自分で再現できるかだと思います。さて化学基礎で最後まで苦戦したのは、暗記要素でした。プラスチックの話や日常と絡めた話はどうしても覚えなければ解けません。ここは理解でどうにかなるものではなく、最後は覚えきること、これに尽きます。ではどうやったら覚えられるか、それは間違えた問題をリストアップし、何度も見返すことです。人は一回やっただけでは忘れます。反復することで、その記憶を強固なものとし、本番では自信をもって回答できるようになります。これは他の暗記科目と同様ではないでしょうか。
理科基礎は2次私大で問われないこともあり軽視されがちです。もちろんたくさんの時間をかける必要はありませんし、優先順位は低くて問題ないと思います。ただし、その分一回の演習の質を高め、時間の取れる限り最大限の演習を積むことが成果を生みます。理科基礎の100点は英語の100点と同じです。ここで点を落とさないことが共通テストの総合点数を押し上げるので、ぜひ理科基礎の学習も怠らず頑張ってください。
2022年 6月 21日 共通テスト演習の活用法!~リーディング~

みなさんこんにちは~
担任助手二年の新井夏奈です!
突然ですがみなさん先週行われました全国統一高校生テストの出来はいかがだったでしょうか?特に英語!平均点も下がり、難しく感じた人も多いのではないでしょうか?きっとみなさんの中にも英語の解き方、勉強法に困っている人が沢山いると思います。
今回はそんなお悩みに少しでもお手伝い出来ればと思います!ではいってみましょう🔥🔥🔥
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まず、共通テストのリーディングで1番の大きな障害は時間が無いことでは無いでしょうか??文量も多く、情報処理も複雑…時間足りなくなっちゃいますよね。そんななか素早く読むコツは、
ざっと読み飛ばすところと丁寧に読むところを区別することです(だと思っています)!
詳しくお話しますと、問題を解く時まずは設問を読みます(これは鉄則ですね)。その時にどんな情報を読み取ればいいか何となくは分かるはずです。つまり、その欲しい情報のところだけを丁寧に読み、それ以外のところは何となく理解できたくらいに読めばいい、ということになります。
ですが、言うのは簡単でもいざ実践するのは大変だと思います。どうしたらこの力が着くかと言いますと、①とにかく演習する、②全部訳す癖をやめるの2つだと思っています。
まず①はとにかくやる、に尽きます笑。演習すればするほど、どこに大切なことが述べられていることが多いか、どんな引っかけがされているのかの傾向を掴むことができます。なのでとにかくやる、に尽きますね笑
②の方は少し抽象的になってしまいますが、全ての文を英語→日本語に訳そうとするのをやめるということです。日本語に訳す時、単語や文構造が分からなくて止まってえーーとって考えている時間はすごく勿体ないです。英語の語順のままサラッと読んで、ざっと納得する。そういう訓練をしてみてください!
さて、最後に復習について少しお話していきます。ここまでざっと読むというお話をしてきましたが、復習に関しては一文一文、解体して、品詞分解もして、構造をしっかり理解するという方法を私はおすすめします。文を解体する練習をしておくと、読むときにも内容がすんなりと入ってくるようになります!(時間はかかってしまいますが、英語は受験において合否を左右する大事な科目です。しっかり時間をかける価値があると思います!)
こんなところで、いかがだったでしょうか?ほかにも紹介したい、役に立ちそうな工夫やおすすめのやり方があるので興味があればぜひ聞きに来てください~
ここまで読んでくださりありがとうございました。英語の勉強頑張ってくださいね!













