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2023年 1月 26日 大学受験なんて、と考えていませんか?

こんにちは、川口校3年の大室紅太です!

2月も間近、寒くなってまいりました。くれぐれも体調にはご自愛ください。

さて、今回は自由に書かせていただけるということで、受験を控える高校生に向けて良い大学に入る必要性について説いていきたいと思います。

ある日、私が担当として受け持っている生徒からこんなことを言われました。

「大学なんて、どこでもよくないですか?」

これを言った生徒の意図としては、将来のために大学の学歴が必要だから勉強しているが、それだけなら必死になって勉強しなくてもいいのでは?と言っていたのだと思います。

ではどの大学に行ってもよいのではないか、についてですが、結論から申し上げますと答えは「そんなわけないだろ」です。

理由はただ一つ。大学に行ってから後悔することが多いから、です。

具体的にどんな後悔をしたのかというと、大学生の意識が思っていたより低い、ということです。

意識の低さについて、正直私もそこまで意識が低い大学生でしたが、少なからず課題は絶対にこなしますし、教授との受け答えも分からなかったとしても誠実にこなすようにしていました。分からないところはみんなで解決して、自分のやりたい学習に満足できる環境を作りたいと思っていました。ですが、周りの大学生は学習に関する話を出来るレベルではなかったのです。一例をあげると授業に対する不満しか出なかったり、そもそも課題に対する取り組みの姿勢を全く見せなかったり…とここでは話せないようなことも沢山ありました。

実際それが楽しくなかったのかというと嘘にはなります。ですが、大学で真面目に勉強したかった自分は学生の質が低いことに大きな後悔を抱きました。

これだけ聞くと、私の所属している大学を非難しているように聞こえてしまうかもしれませんが、そうではないです!

なぜなら、自分で本当にやりたいと思った大学生活を取捨選択しながら、この3年間充実した生活を送ることが出来たからです。

では、大学受験に対して危機感を覚えず、適当に大学を選んでしまった人は私と同じようなことが果たしてできるでしょうか。

私は難しいと思います。

受験勉強を必死になってして、受験が上手くいかなくても後悔がないと言えるくらいまで仕上ることが出来た人は努力が出来る人だと思うので、現状を変えることに対して造作もないでしょう。

ですが大学なんてどこでもいい、と考えて大学に入った人は努力から逃げた人です。いざ、後悔しそうな場面でそれを回避するための能力があるようには思えません。また、適当な大学ということはみんなが目指したいと思えるような大学ではない可能性が高く、勉強に対する意欲が低い人が多く存在する可能性があります。現状を変えようとする力を持っている人は限りなく少ないでしょう。

今後、成人となった皆さんは一人で選択する機会はどんどん多くなっていきます。そこで逃げ続ける人生を送りたくないのであれば、最後まで諦めずに受験に臨み、良き大学生活を送ってほしいと思っている次第です。

 

 

最後に、頑張っている受験生へ。寝る間も惜しんで頑張った経験は良い結果であってもよくない結果であっても自分の糧になります。残り1か月。最後まで絶対に気を抜くことなく勉強しましょう。

 

ではまた。