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2021年 7月 13日 化学の勉強法!

皆さんこんにちは!

夏の暑さと大学のテストで心身共にやられている山中です。

本日は化学の勉強法ということで、時系列に沿って、単元ごとの2つに分けて紹介していこうと思います。あくまでも僕の勉強法なので参考程度にお願いしますね(笑)

では、先にやっていった順に紹介します!

 

①受講 難関化学

インプットはどの科目においても必要。まずは知識を蓄える!

以下講座紹介なので、②まで飛ばしても大丈夫です。

難関化学は去年にも何度か紹介しているので、よく見ている方は覚えているかもしれませんね。

この受講のおかげで、化学を基礎から理解でき、そして化学が好きになったといっても過言ではありません。教え方は至って正統派といった感じですが、たまにボケてくるのが絶妙に面白くなくて、そのシュール差がめちゃくちゃ面白いという先生でした。(個人の感想です。)授業の冒頭でその分野の基礎基本、原理を詳しく解説してくれるので、あまり化学が得意ではない方でも十分ついていけると思います。では、難関大を目指す生徒には優しすぎて意味ないのか、というとそうではありません。そこは講義名に「『難関』化学」とあるのでご安心ください。得意でない人でもついていけると書きましたが、むしろこの講義は難関大を志望する人向けの講義です。演習問題では、名だたる大学の過去問、類題が並びます。しかし、基本的には、授業で学んだ基礎基本がしっかり理解できていれば解ける問題になっています。難問を解くにも基礎基本が大切で、そこが固まっていれば戦えると教えてくれた講義でもありました。

 

②過去問(共通)

4割くらい取れる、解説見ればわかるという状況になればドンドン過去問演習に入ってしまいましょう。化学は暗記系と計算系の問題が半分半分くらいなので、演習しまくるのがどちらも身に付けるのに効率がよいです。インプットばっかしてても暗記系は良いかもしれませんが、計算系は伸びません。しかも適度にアウトプットした方が暗記の定着もいいという研究結果も出ているそうです。また、暗記するにしても。教科書やテキスト等で全体的に見るより、演習して間違えた所だけ覚えた方が効率良いですよね!?ついつい点数取れるようになってからと敬遠しがちな過去問ですが、点数を取れるようにするのが過去問演習なので、取れるようになってからと後回しにする必要はありません。

 

③苦手な単元の強化

過去問10年分解くと、自分の苦手な単元、分野が浮き彫りになると思います。なので、その苦手分野を集中的に強化していきます。僕は参考書と大問別演習を中心にしてましたが、今の受験生は志望校別単元ジャンル演習があるので、優先順位という面でも心配いらないですね。

 

③’二次私大過去問

苦手単元克服と並行して、ドンドン二次私大にもチャレンジしていこう。最終的には二次私大レベルが解けなれば意味ないので、難しい問題を解く。間違えた問題を理解するといったサイクルでやっていました。また、間違えた問題、単元を分析するようのノートを作り、どの分野でよく間違えているのかを把握することによって③の優先順位を決めることができます。

 

④本番前に分析ノートをおさらい

自分の間違えた問題しかないので、効率最高です。本番前に分からない所を潰して本番に臨みましょう!

 

時系列はこんな感じです。化学というよりどの科目にもあてはまりますね。

では次に分野ごとの勉強法紹介します!

 

理論

計算問題中心のこの分野はやはり演習をたくさんするしかないと思います。また、理論の中でも単元ごとに全然違うので、苦手なところや良く出てくる単元を重点的にやるなど優先順位をつけることが大切です。基本的には平衡のところが、一番難しく頻出などで、まずは平衡を抑えるといいと思います!

無機

ひたすら暗記の分野です。たまに計算もありますが、そんなに複雑な計算は出ません。個人的に厄介なのが、身の回りに使われているものが、どの物質からできているかという問題です。インプットの段階で全て覚えるのは不可能なので、過去問などで演習した時に出てきた際に覚えるでいいと思います。僕は小さなノートを作って常時持ち歩いて覚えました。

有機

暗記と計算、発想力が総合的に問われるイメージです。しかし、逆をいえば、暗記は無機より楽だし、計算も理論より複雑ではないと言えるでしょう。有機の特徴は、反応させて化合物を作る、その反応を理解しなければならないということでしょう。特に二次私大ではラスボスとして、構造決定がよく出てきます。反応を覚えて、その場で組み立てる発想力が必要です。これもやはり、一通り暗記を済ませたら、演習をたくさんすることが重要だと思います。

高分子

長い反応が嫌いという人もいますが、出発物質さえ覚えてしまえば、意外といける分野です。覚えることも多いですが、一度覚えてしまえば得点源になります。自分で工夫して覚えると覚えやすいです。

 

長くなりましたが、以上で化学の勉強法の紹介を終わりにします。

勝負の夏休み!志望校の背中を捉える充実した夏にしよう!!