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2021年 7月 15日 古典・漢文の勉強法!

こんにちは!川口校担任助手の大室です。

夏も本番といった暑さになってきましたね。くれぐれも体調管理には気を付けてください!

さて、今日は古典・漢文の勉強方法についてお伝えします。

これらの勉強、苦手な人が多いのではないでしょうか?個人的に取っつきにくい教科ナンバー1だと思っています笑。自分がそうでした…

その要因として「同じ日本語だからなんとかなるでしょ」と心の中で思っている人が多いと思います。

ですが言わせていただきます。「古典は日本語にあらず」、外国語と思って勉強した方がいいです。固定観念にとらわれると助詞や助動詞が現代の日本語とは異なる為、読み間違えが多発します。

ではどう勉強したらよいのか?自分が一番やるべきだと思うのは、

とにかく単語・助動詞は頭に詰め込む

ですね。これに関しては受験を経験した100人に聞いて100人が真っ先に言うと思います。先ほど古典は外国語と思って勉強した方がいいと言いましたが、古文単語・助動詞が何もわからない場合、そこで詰んでしまうんですよね。

例えばですが「見つべかりしけはひなりしかば」、これどう訳しますか?

ここで最重要ポイントとなる単語は「見」でしょうか。

正解は「結婚することが確かに出来そうな様子だったので」となります。みんな出来たかな?

この時「見る」という単語が「結婚する」という意味で使われていますが、現代語とは大きく異なりますよね。ということからも、読めないことには始まらないので単語は絶対に覚えるべきなのです。

僕は何か月もかけて覚えると絶対最初にやった奴が覚えていられないので1,2週間でとりあえず全部覚えてそれを時間をおいて何周かすることで完璧に覚えられるようにしました。これは古文単語だけでなく英単語でもこんな感じで覚えるのが結構お勧めです。単語帳は自分の肌に合うものでいいと思いますが、自分は高速基礎マスターの古文単語250をやっていましたね。文章と一緒に出るので用例も掴めてお勧めです!

勿論古文は単語だけでなく、助動詞であったり、文章の流れを掴むことも重要になりますが古文が苦手だなと思っている皆さんは単語が分からないことが古文の勉強を避ける要因となっている可能性が高いのでとりあえず古文単語、やってみましょう!

 

漢文に関してですが、古文ありきですので、古文やらずに漢文の勉強をやるのは言語道断になります。だって白文でない限り助詞や助動詞が漢文にはついてますよね。それ古文と同じだからまずは古文をやろうって話です。漢文の勉強方法は句法を覚えることに限ります。一つ句法が中心に書いてある参考書を買ってひたすら何周もする、それだけで大丈夫です。覚えたら古文の知識を使って解けると思います。

 

古文漢文の勉強方法について書いてきましたが、重要度としては古文>漢文になるのは上を見てもらえたら分かったのではないでしょうか?少しでも皆さんの勉強の助けになればと思います。ではまた。